コラーゲンについて
「コラーゲンは肌によい」ということが常識のようになり、美肌を目的としたコラーゲン飲料や食品、サプリメントもたくさん発売されています。
しわやたるみに効果的と言われるサーマクール治療法でも、自分の持つコラーゲンを増成することによって肌の張りを取り戻すということです。
実はこのコラーゲン、肌だけに存在するものではなく、人間のからだの全タンパク質の3分の1を占め、骨や血管壁でもその立体構造を保つ役割があります。
皮膚の真皮部分では張り巡らされたコラーゲンの隙間を、保水力の高いヒアルロン酸などが埋めるかたちになります。
コラーゲンが減ってくると、真皮の容積が小さくなるためにヒアルロン酸も減り、真皮中の水分量も減少するために肌の張りが失われてきます。
コラーゲンはからだのあちこちで必要とされていますから、生命の維持に重要な臓器から先に使われ、皮膚に回ってくるのは最後なのです。
たとえば貧血気味だったりすると、肌に効果を及ぼす前に、血液や血管などに使われてしまいます。
皮膚を衰えさせないためには、まず体調を整え、コラーゲンの無駄遣いをしないことです。
そして年齢とともに減少していく体内のコラーゲンをうまく補充しましょう。
そのためには、コラーゲンの含まれる食品をビタミンCとともに摂取すると効果があります。
また、まとめて一度に摂るのではなく、毎日摂ること、そして皮膚の新陳代謝を促すためによく寝ることも大切です。
サーマクールを受けると確かにその部分のコラーゲンが増成されるようですが、それだけに安心せず自分でもコラーゲンを補給する努力をすると、サーマクール施術後の肌の改善がより確実なものになるでしょう。
サーマクールの効果の個人差
誰もがきれいになりたいと願うのに、誰もが必ずきれいになれるという美容法は、なかなか見つかり、ません。
それはどんな方法でもいえます。
最近、話題になっているサーマクールですが、顔のしわやたるみの改善に高い効果が期待できると評判になっています。
多少の痛みはともないますが、皮膚表面を冷やして保護しつつ、真皮層に高周波の熱エネルギーを届けるため、安全に高い効果が得られます。
しかし高い効果と言っても、やはり人それぞれ効果のあらわれ方には個人差が出てきます。
その人の求める理想の違いもありますが、もともとのその人が持つ代謝能力の違いにもよります。
サーマクールは、コラーゲン線維を収縮させて得る即時的な効果ももちろん見られるのですが、自然治癒力を利用して自分でコラーゲンを造りだす作用を促進させる、長い期間で効果を発揮する治療法です。つまり、代謝能力の衰えていない年代(30歳代~50歳代)ではより効果が出やすいのです。
また、サーマクールを受けた本人は、もしかしたら一番効果を実感しにくい立場かもしれません。
毎日毎日、鏡で自分の顔を眺めるわけですから、時間をかけた変化には気付きにくいものです。
劇的な変化を期待していた人ほど、がっかりするかもしれません。
本当に効果が出ているのか不安な人は、サーマクールを受けたクリニックへ術後の検診に行くとよいでしょう。
施術前の写真を見せてもらえたら、今の自分と比較しやすいかもしれません。