効果は持続する?
ひと昔前では、美容整形手術を受けた人というのは、年齢をかさねるごとに皮膚が不自然に引きつれたりして、いかにも整形後であるというのがわかりました。
技術の進歩と医師のテクニックの向上により、最近では美容整形といってもとても自然な仕上がりとなり、プチ整形なるものまで登場して「整形」が身近に感じられます。
しかしいくら身近なものと言っても「万が一、失敗しても(自分のイメージと違っても)、すぐ元に戻せるからいい」「気に入らなければ修正可能でしょ」なんて気軽に考えるのはいけません。
そんなに簡単にいくらでも変えられるのなら、逆にその効果の持続性が疑われます。
多種多様な美容整形がありますが、その即効性、持続性もさまざまです。
しわやたるみ改善のための方法についてお話しますと、ヒアルロン酸などの注入やボトックスなどを用いた方法では、注入後比較的効果が早くでるようです。
しかしからだの外側から注入した物質なので、数ヶ月経つと分解、吸収され、最終的に元に戻ってしまいます。
これらの方法では、即効性はあるが持続性はない、と言えます。
これに対し、近年話題のサーマクールでは、その効果が施術後およそ3ヶ月~4ヶ月ほどであらわれ始めるようです。
そして、それから半年間ほど、コラーゲンが増成されることで徐々にしわやたるみが改善され、リフトアップの効果が持続します。
コラーゲンの増成(創傷治癒反応)が収まると、しわやたるみの改善も止まります。
しかしサーマクールによって増えたコラーゲンは自分自身が作りだしたものなので、急激に消えてなくなることはありません。
20代はまだ大丈夫?
お肌の曲がり角をまだ迎えていない二十歳前後のとってもきれいなぴちぴち肌。
お化粧ののりもよく、触れるとはね返りそうな弾力感、「あんな頃もあったのに・・・」と過去を振り返るちょっと悲しい瞬間です。
しかし20代とは言え、近年では食の欧米化などの生活習慣の変化や環境汚染、強い紫外線や過剰なストレス、また有害な金属の蓄積などで、肌は刺激を受け老化を進めていることもあります。
まだまだいつも通りのケアで大丈夫、と若さを過信するのは、将来の肌を考えると危険なことです。
しわやくすみ、たるみが出る前の、予防としてもサーマクールは有効な治療と言えます。
サーマクールはラジオ波という高周波熱エネルギーの照射により、自分自身でコラーゲンを生成する手助けを行ないます。
その結果、肌がつるつるすべすべになる、といった肌質の改善にも効果が期待できます。
代謝能力の優れている若いときなら、コラーゲンの生成もより活発に行なわれるため、美肌効果はあらわれやすいかもしれません。
しかし、やはりできてしまったたるみを改善するために受けたサーマクールと、将来の肌の老化に備えるために受けるサーマクールでは、効果の感じ方が異なります。
もともとしわやたるみがあった人のほうが見た目の変化がわかりやすいため、より効果があったと感じるかもしれません。
逆に若くしてサーマクールを受けた人では、もともとのたるみが少ないわけですから、効果は感じにくいでしょう。
でも実際はしわやたるみが気になるから、改善したいから、という30歳代からの患者さんがサーマクールを受けことが増えてきました。
料金も安いわけではなく、日焼け止め剤や化粧水のように若いうちから当たり前のように取り入れられるケアとはまだまだ程遠いかもしれません。