ボディにもサーマクール
美しさを求める人、それにこたえようとする人、そういった人たちの日々の研究と努力によって、美容業界でも技術が進歩し続けています。
肌の衰えに悩む人を救うべく誕生したサーマクールがあります。
しわやたるみの改善に大きな効果があると、開発されたアメリカではもちろん、今や日本でも話題を呼んでいます。
サーマクールはかつてはおもに顔や首の引き締め治療として行なわれていたのですが、トリートメントチップが開発されてボディの引き締めも効果的に行なえるようになっています。
妊娠・出産を経て皮膚が伸びてたるんでしまったお腹、年齢とともに重力にさからえなくなってきたお腹周りの皮膚、二の腕なども、少し時間をまき戻すことができます。
お尻や太もものたるみにも効果があります。
顔に比べ、照射面積が広くたるため、照射時間は1時間~2時間と少し長くなります。
軽度のたるみであれば、施術直後から効果がわかるかもしれません。
しかし時間が経つほどにコラーゲンの生産が促進され、徐々に引き締まった感じを実感できます。
脂肪吸引などのように即効で効果があらわれるものではありませんが、自然な変化で若々しいからだに戻ることができるでしょう。
また、肌のきめを整える効果もあるため、しわを減少させ、肌をなめらかにします。
これにより、妊娠線を目立たなくする効果も期待できます。
サーマクール・ボディは、老化による肌のたるみだけでなく、妊娠・出産やダイエットによって皮膚が伸びてしまったことで出現したしわやたるみにも効果があります。
せっかくダイエットが成功したのに、やせた部分がしわしわになっていたら、ちょっとがっかりです。
サーマクール・ボディはそんなときの一つの解決策になってくれるかもしれません。
にきび痕の治療
年齢をかさねてくると肌の衰えを感じ、若かったころの肌に戻りたいなぁ、なんて鏡を見ながらため息をついてしまうことがあります。
目じりのしわや肌のたるみ、ほうれい線(小鼻の左右から口元に向かってできるしわ)などは、老化のあらわれです。
しかし肌の悩みというのは、若い人でも持っています。
とくににきびZは若い人に多い皮膚の病気です。
そのため、若い人の中にもにきびやにきび痕で真剣に悩んでいる人が意外と多くいます。
クリニックで行なうにきび痕の治療にはどのようなものがあるのでしょうか。
肌の老化を改善する治療法の中で、メスを使わない施術として「フラクセル」「サーマクール」などがあります。
両方とも肌細胞を刺激して、創傷治癒力(自分で傷を治そうとする自然治癒力)を引き出し、皮膚を根本的に生まれ変わらせ改善していくものです。
フラクセルは極小さい点状にレーザーを照射して肌をピーリングするもので、4週間に1回のペースで、4~5回程度の治療を行なうと効果があります。
サーマクールは高周波の熱エネルギーを肌の深部まで到達させ、コラーゲンを増成させる治療法で、しわやたるみの改善のほか、皮脂腺を縮小させることで毛穴の引き締め効果も期待できます。
サーマクールは皮脂の分泌を抑えるため、にきびの予防にも役立ちます。
にきび痕の治療により高い効果を求める人に、フラクセルとサーマクールをセットコースにしているクリニックもあります。
お医者さんによく相談して、納得できる自分に合った治療法を見つけましょう。
しみ・そばかすへの効果は?
最近話題のサーマクール、気になってあちこちのクリニックのホームページを訪れて情報収集している人もいることでしょう。
顔のたるみやしわ、しみ、そばかすなど、肌の悩みは人それぞれですが、どんな悩みであれ、症状を改善してきれいになりたいという目的は同じです。
しかしそれぞれの改善したい症状によって、対策は異なります。
使う化粧品や摂取するサプリメント、使用する美容機器も、肌の状態や症状に合ったものを取り入れることでより効果が上がります。
美容整形についても同じです。
光治療と混合されがちなサーマクールですが、その波長の違いから改善される症状も違います。
サーマクールは光治療より強力に皮膚深部まで作用するため、効果も大きいと捉えられますが、しわやたるみに関しては確かにそうかもしれません。
しかし逆に光治療にはできてサーマクールでは改善が期待できない症状もあります。
それがしみやそばかすなどの色素沈着の改善です。
光治療に使われる波長の光は黒いものに反応し、熱を発生します。
そして色素を破壊することで、そばかすなどの色素沈着を改善していきます。
黒い部分に反応して組織を破壊するという仕組みは、光脱毛でも同じです。
しかしサーマクールで用いられる高周波は光に比べ長い波長であるため、黒っぽい色にも反応せず、皮膚の深部までまっすぐ到達します。
そのためしみやそばかすなどの色素沈着に対しては無反応=効果が見られません。
技術の進歩で新しい美容機器がいろいろ出ています。
自分の求めるものに出会えるよう、正しい情報を収集することが大切です。